Tea room
Shamrock Cottage
高原の森の奥。
静かな時間の流れを愉しむ
あなたのための、
小さな小さな、隠れ家です。
朝の時間 06:30-11:00
午後の時間 13:00-18:00
(※11時~13時はお休みです。)
営業日はWEB予約システムのカレンダーやSNSをご参照ください。
ゲストハウス黒島のその後


杉野さんと久しぶりの 再会。
ステキな薪ストーブの前で近況報告。


チェックインの様子
今回のボランティア活動中は、ゲストハウス黒島へと宿泊させていただきました。
1月。流石の寒さに車中泊は厳しく思われたこと、
そして、一利用者として、これまで微力ながら応援してきた杉野さんの宿に泊まってみたかったのです。
久しぶりにその建物の前に到着し、
【商い中】の看板が掲げられているのを見ると、それだけで込み上げてくるものがありました。
扉を開けると、
「ようこそ~!いらっしゃいませ!!」と、杉野さん、スタッフの学生さん、皆さん玄関に勢揃いで迎えてくれました。
「全員でお迎えしようと決めてたんですよ!」とおっしゃる杉野さん。
そのお気持ちが、なんとも嬉しかったです。
まずは、どんと据え付けられた豪華な薪ストーブの前で、取り急ぎ再会を喜ぶご挨拶と、お互いの近況報告を。
杉野さんには、何でも打ち明けて話せてしまう不思議な魅力があります。初対面の時でさえも、なんでも話せてしまいました。
挨拶が長くなってしまいましたが、その後に宿のチェックイン手続き。
あぁ、本当にゲストハウスとして無事にオープンしたんだなぁと実感し、感動しました。
チェックインに続く施設内設備案内の折にも、沢山の思い出が甦ります。
店主♂が手伝った床下地作り、そこはしっかり洗面所として完成していたり、
また一方は沢山の2段ベットが置かれ、ドミトリーの宿泊室へと変化していました。
現在、輪島市内の宿泊可能施設は、あまり選択肢はないそうです。
そういった意味でも、困難を乗り越えて大変なスピードと勢いで宿泊施設を開業し、結果として多くの人の活動を支え、交流や活気を作り出す場になっている。
杉野さん、本当にすごいです。
夜は私たちが本当にお世話になり慕っている近所のマスガタさん(店主♂の一服仲間)が、なんとゲストハウスでお鍋をご馳走してくれました。通称・マスガタ鍋。
これが本当に美味しかった!
ゲストハウス黒島を手伝っている学生スタッフさん達も、以前にご馳走されたこのマスガタ鍋の大ファンになり、
レシピを伝授されて地元の友人達にもこの鍋を振る舞っているそう。
「こうやって作り続けていたら、いつかこれが黒島名物になりそうだよね!」って笑いながら、
大勢で鍋をつつく時間は、最高に楽しく幸せでした。
マスガタ鍋の味の決め手も、やっぱりカネヨの醤油。
長野に帰ってきてからも、お刺身にはカネヨの醤油を使うようになりました。
海の男達に聞いた海の幸の食べ方は目から鱗のことばかりで、山育ちの私は毎回感激します。
今回はマスガタさんと一服の時間が持てなかったのが心残り。(屋外は海風で寒すぎたからね。笑)
またいつか。
~マスガタさんとの不思議なご縁~
ボランティア活動を終えて長野への帰り道、ゲストハウス黒島から40分程の距離にある「巌門」というこれまで行ったことのない観光名所に寄ることにしました。
うつくしい海を見たかった。
過酷な現状を見て、自分達の無力さを痛感して、それでも優しい人々の強さに触れて、
能登からの帰り道はいつも、充実感や達成感、感謝や感動だけではない、非常に重いものを背負って帰ります。
本当に重く、へとへとになって帰ります。(こんな自分の弱さが嫌になります。)
だから、うつくしい海を見て、帰りたかった。
巌門の、あまり他にお客さんのいない駐車場に着くと、私たちの車の真後ろにピタッと付けた車が!!
・・なんとマスガタさん!!
そしてゲストハウス黒島に千葉から手伝いに来ていた高校生スタッフ2人が!!
勿論、示し合わせてはいないのです。偶然立ち寄っただけ。そしてあとほんの少しでも時間がずれていたら会えなかった。
奇跡的な確率に、全員大絶叫でした。
5月の炊き出しの時にもマスガタさんとは帰り際に偶然立ち寄った場所で出くわしたことがあり、
今回で2回目の奇跡。
不思議すぎるご縁。
これからも、切れないように大切にしていきたいと、思うのでした。
before


after
➡

床が貼られ、洗面台が設置されていました。
before

床を作っている時、NHKの取材が入っていました

after
➡


手作り2段ベッドが入り、ドミトリー部屋に。


通称・マスガタ鍋
これに大量のレタスを入れて食べるのです。

チェックアウ トの際、思わず杉野さんにハグ。笑
また逢う日まで、お互い頑張りましょう!


巌門にて奇跡的な再会
